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チェーンリンクとは?(LINK)

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*本記事は、特定の暗号資産の取引等を推奨するものではありません。また、特定の暗号資産の取扱いの開始、中止及び廃止を示唆するものではありません。



チェーンリンク(Chainlink)は、ブロックチェーン上で動作するスマートコントラクトに信頼性の高い実世界のデータを提供するために、グローバルなコンピュータネットワークにインセンティブを与えることを目的とした仮想通貨です。

「スマートコントラクト」とは、特定の条件が満たされたときに実行されるようにプログラムされた契約のことです。現在までに、スマートコントラクトは、仮想通貨サービスの開発から、新しい仮想通貨の発行まで、あらゆる用途に使用されています。

しかし、ほとんどのスマートコントラクトは、その契約が適切に実行されるためには何らかの外部データが必要であるという問題があります。

例えば、債券や保険商品をスマートコントラクトで実現するためには、市場価格やIOT(Internet of Things)データを取得するAPIにアクセスする必要があります。

チェーンリンク(Chainlink)は、この問題を解決するために、データプロバイダー(「オラクル」と呼びます)にインセンティブを与えることで、スマートコントラクトと外部データを結びつける役割として誕生しました。

チェーンリンク(Chainlink)ネットワーク内のすべてのオラクルには、それぞれにレピュテーションスコアが割り当てられているため、正確なデータを提供するインセンティブが与えられています。さらに、ノードがソフトウェアのルールに従い、有効なデータを提供すると、チェーンリンク(Chainlink)の仮想通貨である「LINK」が報酬として支払われます。

2017年にさまざまなプロジェクトが乱立する中で登場したChainlinkチームは、これまでのところビジョンを実現できており、市場の動きが活発化する中において、イーサリアム(ETH)以外にも取り組みを拡大しています。

チェーンリンク(Chainlink)の現在の開発状況を知りたい方は、Chainlink公式のプロジェクトトラッカーで最新の情報を確認することができます。


チェーンリンク(Chainlink)を作ったのは誰ですか?

チェーンリンク(Chainlink)ネットワークは、2017年6月に営利企業であるSmartContract社によって立ち上げられ、同月に最初のバージョンが発売されました。

同社の共同創業者であるスティーブ・エリス(Steve Ellis)とセルゲイ・ナザロフ(Sergey Nazarov)は、その後、2017年9月に、同社の顧問であるアリ・ジュエルス(Ari Juels)とともに、チェーンリンク(Chainlink)のホワイトペーパーを発表しました。

Chainlinkチームは次にイニシャル・コイン・オファリング(ICO)を実施し、同社の仮想通貨「LINK」の供給量10億ユニットのうち35%を販売して3,200万ドル相当を調達しました。

残りのトークンについては、30%がSmartContract社に分配されてチェーンリンク(Chainlink)ブロックチェーンの開発に使用され、35%がノードオペレーターへのインセンティブに充てられました。

チェーンリンクの仕組み


チェーンリンク(Chainlink)は、ユーザーと外部データをスムーズにやりとりできるようにするために、実行プロセスを3つのステップに分けています。

  1. ステップ1:オラクルの選択 - まず、チェーンリンク(Chainlink)のユーザーは、希望するデータについてサービス・レベル・アグリーメント(SLA)を起案します。
    ソフトウェアはそのSLAを元にデータを提供できるオラクルとユーザーをマッチングします。パラメーターが設定されると、ユーザーはSLAを提出し、仮想通貨であるLINKをオーダーマッチングコントラクトに預けて、オラクルからの入札を受け付けます。
  2. ステップ2:データの提供 - オラクルが外部ソースと接続し、SLAで要求された実世界のデータを取得します。その後、データはオラクルによって処理され、チェーンリンク(Chainlink)ブロックチェーン上で実行されているコントラクトに送り返されます。
  3. ステップ3:結果の集約 - 最後のステップでは、オラクルが収集したデータの結果を集計し、アグリゲーションコントラクトに返します。アグリゲーションコントラクトは回答を受け取り、それぞれの有効性を評価し、受け取ったすべてのデータの合計を使用して重み付けされたスコアをユーザーに返します。

アーキテクチャー(構造)

チェーンリンク(Chainlink)ブロックチェーンには、3種類のスマートコントラクトが搭載されています。

  • アグリゲーション・コントラクト(Aggregating Contracts) - オラクルからデータを収集し、最も正確な結果をそのデータを必要とするスマートコントラクトとマッチングします。
  • オーダーマッチング・コントラクト(Order-Matching Contract) - スマートコントラクトのSLAに対して最適な入札を行うオラクルとマッチングします。
  • レピュテーション・コントラクト(Reputation Contract) - オラクルの実績を確認することで、オラクルの整合性を検証します。これには、完了したリクエストの総数、平均応答時間、オラクルがステーキングしているLINKの量などの要素が含まれます。

ただし、チェーンリンク(Chainlink)は、そのブロックチェーン上では動作せず、そのコントラクトが要求する実世界のデータを収集する責任を独立して負うオラクルとやりとりをします。

ノードは2つのコンポーネントで構成されています。

  • チェーンリンク・コア(Chainlink Core) – 新しく提出されたSLAの読み取りと、チェーンリンクアダプター(Chainlink Adapter)への割り当てを担当します。
  • チェーンリンク・アダプタ(Chainlink Adapter) –ノードと外部データ間のブリッジとして機能します。 アダプターは、データの読み取りと処理を行い、ブロックチェーンに書き込むことができます。


LINKに価値がある理由は?

LINKの価値は、チェーンリンク(Chainlink)ネットワークに依存するスマートコントラクトが確実に実行される能力にあります。

特に、LINKはネットワーク自体に組み込まれており、ネットワークの主要な操作に使用できる唯一の通貨です。例えば、LINKはデータを取得するノードオペレーターへの支払いにも使用されます。

このように、LINKはチェーンリンク(Chainlink)のユーザー間のやりとりを調整するのに必要な役割も果たしています。

LINKは、スマートコントラクトの作成者が要求する保証金としても使用され、オラクルが支払います。この手数料は、スマートコントラクトの作成者のサービスが受け入れられない場合、または彼らがタスクを完了するとすぐに返金されます。スマートコントラクト作成者は、オラクルが契約の終了を完了できなかった場合、手数料を保持します。

最後に、オラクルが保有するLINKの量は、その評価を決定する要因のひとつでもあります。

他の多くの仮想通貨と同様に、LINKトークンの供給も制限されており、ソフトウェアのルールによれば、10億LINKしか存在しないことになります。


LINKを使うメリットは?

チェーンリンク(Chainlink)は、外部のデータにアクセスして精査する必要があるブロックチェーンベースの金融商品を作ろうとしている開発者にとって興味深いものになるでしょう。

さらに、ブロックチェーンベースのスマートコントラクトのユーザー数が将来的に増加すると考える投資家は、ポートフォリオにLINKを追加するとよいでしょう。

チェーンリンク(Chainlink)がスマートコントラクトユーザーの重要な問題を解決することが証明されれば、ブロックチェーン技術と現実世界のアプリケーションを融合させるための不可欠なツールとなる可能性があります。

LINKの購入開始


これで、次のステップとして、LINKを購入する準備が整いました。