DigiByteとは?(DGB)
初心者ガイド
DigiByteは、サイバーセキュリティと拡張性を優先することによって、XRPやライトコインといった、主要な暗号資産と競合するために設計されたソフトウェアです。
そのプラットフォームは、ユーザーによる資産の発行、アプリケーションのローンチおよびデジタルアイデンティティの利用を可能にする、追加の機能を特徴としています。さらに、プロトコルは複数のマイニングアルゴリズムを活用しており、DGBコインの最大供給量が210億とされている通貨ポリシーを適用しています。
もっとも、ユーザーが注目するのは、DigiByteの特性は他の競合暗号資産ネットワークの複製であるという点かもしれません。例えば、DigiByteの暗号資産であるDGBは、ネットワークの運営に協力した人に手数料を支払うために使用されており、支払いを簡単に行えるようにし、スマートコントラクトを活用しようともしています。
ブロックチェーンにはミッションステートメントも含まれています。
Digibyteブロックチェーンの最初のブロックに埋め込まれているメッセージは、次のように読めます。「USA Today:2014年1月10日、ターゲット:最大1億1,000万の顧客のデータ盗難」
より定期的にアップデートされているDigiByteチームからの情報については、 DigiByteのYoutubeページでご覧いただくことができ、このページには、リリースのブリーフィングや、進化を続けているDigiByteネットワークについての洞察を伝えるインタビューなどが含まれています。
DigiByteの開発者とは
DigiByteは2014年1月、クリエイターにして創業者であるジャレッド・テイトによってローンチされました。
ローンチ時、DigiByteは総供給量の0.5%を贈呈しました。これらDGBコインの半分は初期のユーザーに贈られ、残りの半分は最初の18カ月の発展を支えるために充てられました。
DigiByteは、主として以下の3つの個別のグループに支えられています。
- オープンソース開発者 - ピアレビュー、コード提供またはアプリケーション開発に貢献しているボランティア。
- DigiByte Foundation - プロジェクトの開発、研究、教育およびマーケティングを支えている非営利組織。
- アワーネスチーム - ソーシャルメディア、マーケティングおよびプレスリースを管理する、コミュニティ主導の情報伝達チーム。
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DigiByteは、暗号資産に共通する多くの機能に対応しており、ユーザーは全世界で、不可逆的かつ無許可の取引でDGBコインの受け渡しができます。
さらに、ネットワークを通じて、ソフトウェアユーザーは、自分用のスマートコントラクトを使用している顧客のために、分散型アプリケーション(dApp)の設計をすることができます。
その野望を果たすために、DigiByteブロックチェーンは、以下のような複数のレイヤーに分かれています。
- アプリケーションレイヤー - 誰でもDigiByteのdAppにアクセスし、その暗号資産であるDGBとインタラクションでいる、ユーザーに近いレイヤー。
- コンセンサスレイヤー - 取引が記録され、マイナーが新しいDGB暗号資産の管理ができるレイヤー。
- ネットワークレイヤー - ソフトウェアを実行させているすべてのデバイでの通信および運用手順を定める、ブロックチェーンの基礎レイヤー。
DigiByteのブロックチェーン
ネットワークを同期させ続けるために、DigiByteは、ビットコインのプルーフ・オブ・ワーク(PoW)コンセンサスメカニズムの独自バーションを使用しています。
ほとんどメカニズムと同じように、DigiByteの独自バージョンPoWは、DigiByteのソフトウェアを実行するコンピューターが、ネットワークのセキュリティを確保し、取引を検証し、新たにミントされたDGBを得るために使用されています。
マイナーになるためには特殊なハードウェアが必要な、ビットコインのマイニング業界とは対照的に、DigiByteのマイニングはコンシューマーグレードのハードウェアでやることができますので、より広範なオーディエンスがネットワークに参加できるようになっています。
DigiassetsとDigi-ID
DigiByteのチームは、ここ数年でソフトウェアを数回アップグレードしています。
現在、Digibyteでは、開発者がブロックチェーン上でDigiassetsと呼ばれる、カスタマイズ可能な暗号資産を作成できるようにしています。Digiassetsは、従来の金融資産(証券や金など)から法務文書(公正証書や土地の証書など)に至る、あらゆるものを示すことができます。
Digi-IDは、ユーザー名やパスワードの必要性をやわらげる認証システムです。DigiByteのチームによれば、このIDシステムにより、個人が識別されるような情報をアプリケーションに明かさずに、暗号データを共有することができます。
なぜDGBに価値があるのか?
DGB暗号資産はDigiByteネットワークの維持と運営を助けています。
例えば、DGBは、ブロックチェーン上に構築されたdAppを支えるネットワークによって使用され、DGBを所有することによって、ユーザーはこれらのアプリケーションに自由に参加できるようになります。
さらに、新しいDGBトークンはブロックごとにミントされ、一生懸命貢献してくれる参加者にリワードを付与し、DigiByteブロックチェーンに取引ブロックを追加するために使用されます。
ビットコインに類似しているDGBは数多くあるわけではありません。各ブロックでリリースされるDGBの数は、ネットワークの総供給量が210億トークンになるまで、毎月1%ずつ減らされています。
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DGBを使用すべき理由
ユーザーは、資産発行とスマートコントラクティングを実装しており、主要な暗号資産の代替となるものを作ろうとしているDigiByteを魅力的だと感じるかもしれません。
市場が確固たるコミュニティを擁する、新興の暗号資産プロジェクトをいつか市場が支持すると考える投資家も、DGBを購入してポートフォリオに追加したいと考えるかもしれません。