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RMRKとは?

RMRKは、ノンファンジブル・トークン(NFT)をCanary Network(Polkadotインフラストラクチャで実験を行う開発者のためのサンドボックス環境)のKusamaを通じてPolkadotにもたらすブロックチェーンプロジェクトです。
 
RMRKはオンチェーンの“グラフィティ(落書き)”を書き込むためのフレームワークとなり、特定のルールにもとづいて、その書き込みを解釈します。これらのルールは、ユーザーがエンコードされた情報を見る方法を決定し、“グラフィティ”を一意のNFTに変換します。
 
RMRK上で作られた、最初のプロジェクトは、NFTローンチパッドフレームワークのKanariaでした。Kanariaのデジタルかつ一意のコレクション可能な卵は、KSMで購入可能で、これによってRMRKのローンチのための資金調達に協力することができます。それぞれの卵はその後、一意の価値を持つ鳥のNFTを「孵化」させます。コレクターはRMRKの一意のNFTフレームワークを使って、自身の卵と対話し、その後に孵化する鳥の性格に影響を及ぼすことができます。
 
RMRKトークンは、取引手数料の削減を可能にする、Kusamaブロックチェーンのパラチェーン、Statemineのネイティブトークンです。RMRKトークンは、Polkadotを含むすべてのサブストレートベースのチェーンと互換性があります。

 

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RMRKを開発したのは?

RMRKの創業者は、Web3 Foundationでの経験を持つ、ブロックチェーン開発者にしてテクニカルライターのブルーノ・シュクヴォルチです。シュクヴォルチはかつて、DOTトークンの保有者によって選ばれた、Polkadot and Kusama Councilのメンバーでした。NFTの人気高騰に強い印象を受けた彼は、2020年8月にRMRKへの取り組みを始めました。
 
2021年1月、RMRKの開発チームが製品の作成を開始し、最終的にKanariaをリリースしました。シュクヴォルチは、最終的には4月にPolkadot and Kusama Councilから手を引き、新しいプロジェクトに集中しました。
 
2021年6月までに、RMRKは、Kanaria NFTの販売によって200万ドル、D1 VenturesやYBBといった投資家からの投資によって400万ドルを調達すると発表しました。

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Tezosはどのように機能しますか?


RMRKはKusamaの「system.remark」コードを利用して(そのためにRMRKという名前がついてます)、ブロックチェーン上に自分用のメモを書き込みます。この書き込み(あるいは「落書き」)と、その解釈ルールを定めたルールが構造化され、ユニークな形式のNFTが作られるようになっています。
 
RMRK上で構築されたNFTは、それぞれのアイテムに文脈を提供するコレクションに含まれています。これらは、NFTから発展した他のNFTで構成されており、そのためにRMRKのNFTは「アートレゴ」と呼ばれてきました。”この機能性は、潜在的な使用方法を大きく拡大させています。
 
ユーザー自身のNFTに対して、以下のようないくつかのアクションを求めることができます。

  •  SEND:NFTを他のユーザーに送信
  • LIST:売却するNFTのリストを作成
  • BUY:現在の保有者からNFTを購入
  • CONSUME:NFTをバーン
  • EMOTE:NFTに感情を送信

 
最後の2つのインタラクションはRMRKのデザインならではのもので、これらを組み合わせることで、RMRK上で自分用のプロトコルを生成し、1つのNFTを他のNFTに変容させることもできます。さらに、ユーザーは、それぞれのNFTからDAOトークンをミントし、より広範なコミュニティが所有するもの、つまり利益を共有できるようになります。
 
総じて言えば、RMRK NFTは、数世代前のものより、より創造的、より柔軟、より機能的にデザインされています。

クラーケンとRMRKチームとの会話をチェックすれば、さらに理解を深めることができます。

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なぜRMRKに価値があるのか?

簡単に言えば、RMRKトークンは数多くあるわけではありません。作成されたトークンは1,000万個にすぎず、これはクラーケンの供給量と同程度です。創設資金を調達するために初期の投資家に200万個が割り振られ、800万個はRMRKのパイロットNFTプロジェクトであるKanariaのユーザーに「フェアドロップ」するために貯えられました。
 
2021年7月1日までにKanariaのたまごをコレクションしていたユーザーは、プロジェクトのフェアドロップの一環として、RMRKトークンを受け取る権利が付与され、すべてのトークンのおよそ88%がこのようにして割り当てられました。残りの12%のトークンは、マーケットメイキングと提携のための物を除けば、受領権の一部としてRMRKチームのものとなっています。
 
さらに、プロジェクトの開始時、開発チームにはインフレーションに対応して新しいトークンを作成するという計画がありませんでした。ただし、この状態は、コミュニティの投票で承認されれば、今後変更されるはずです。
 
RMRKトークンは、RMRKエコシステム内で多くの使われ方をしています。主要な用途はRMRKのNFTを活用したメタバースの通貨としてですが、以下のようないくつかのユースケースも他にあります。
NFTをミントするためのステーキング

  • ファンジブル・トークンの作成
  • プラットフォームガバナンスへの参加
  • システムでの悪意のある人物の報告
  • DeFiプロトコルでの担保

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